Mac/WindowsでNintendo Switch/Switch2のアルバムをコピーする方法を整理した。


備忘録として、各種記録や資料の為に、大人気ゲーム機でのスクリーンショットや動画を、パソコンにコピーする方法をまとめました。

任天堂公式の注意事項(自己責任で利用)

任天堂公式は以下の点を案内しています:

本機能はWindowsのパソコンで利用できる機能ですが、Windows以外の環境(Mac OSなどMTP非対応のOS)でも、MTP対応ソフトをインストールすることで「USB接続でパソコンにコピー」する機能が利用できることがあります。
動作を保証するものではありません。また、MTPソフトに関しては弊社ではご案内いたしかねます。
パソコンから本体へのファイルの書き込み、および本体上の画面写真・動画の削除はできません。
USB-C充電ケーブル[BEE-011]またはデータ転送に対応したUSB-IF認証ケーブルが必要です。USB-C充電ケーブル[BEE-011]のみ動作確認済です。
参照:Nintendo公式サポートページ

つまり、MacでのUSB転送は公式サポート外の方法であり、自己責任となります。

方法一覧(目的・環境別)

方法対応環境特長備考
1. microSDカード経由Mac/Windows安定、大量転送OK最も確実・破損リスクあり
2. スマホ経由(QR/クラウド)Mac/Windowsケーブル不要、小容量向け手軽だが手間あり
3. USB接続(Windows標準)Windowsソフト不要で直結可能一番単純
4. USB接続(Mac:MacDroid利用)MacFinderで直接転送可能無料版でOK
5. Nintendo App 自動転送(Switch 2向け)Switch 2 → スマホ/PC100件自動同期、実はSwitch Online不要の新機能サービス・アプリ依存

1. microSDカード経由

  1. Switch/Switch 2の電源をオフに
  2. microSDカードを取り出し、カードリーダーでPCへ接続
  3. Nintendo/Album/以下の .jpg / .mp4 をPCにコピー
  4. 作業後、カードを戻して再起動

2. スマホ経由(QRコード等)

  1. Switchでアルバムを開く
  2. コピーしたいファイルを選び、「スマートデバイスへ送る」
  3. QRコードをスマホで読み取って保存
  4. クラウドやUSB経由でPCに転送

3. WindowsでUSB接続(標準MTP対応)

  1. Switch/Switch 2をUSB-CケーブルでWindows PCへ接続
  2. エクスプローラーから Nintendo/Album/ にアクセス
  3. 必要なファイルをPCへコピー

4. MacでUSB接続(MacDroid使用)

MacDroidはmacOSでMTPデバイスを扱えるユーティリティ。無料版の読み取り専用だけでも十分事足ります。

手順整理

  1. MacDroid公式サイトよりインストール
  2. データ転送対応ケーブル(USB-IF認証/BEE-011)を使用してSwitch/Switch 2と接続
  3. MacDroidを起動し、「MTPモード」でデバイスを選択
  4. Finderの「場所」にSwitchが表示されるので開く
  5. Nintendo/Album/からファイルをコピー

5. Nintendo Appによる自動転送(Switch 2限定)

Switch 2では、撮影した最新100件のスクショ/動画を、Nintendo Appを通じてスマホやPCに自動転送できる機能が追加されました。

特長

  • Switch 2で撮影すると、すぐに自動でアップロード
  • Nintendo Appから写真や動画の確認・保存が簡単
  • クラウド連携の手間が大幅に省かれる新機能

接続トラブル対策(共通)

  • ケーブル確認:必ずデータ転送対応のケーブルを使用
  • ポート変更:別のUSBポートを試す
  • 再起動:Switch/Switch 2本体、PC、MacDroidを再起動
  • Windows対応:デバイスマネージャーでMTPが正常認識されているか確認
  • Mac対応:デバイスが見えない場合、MacDroidおよびMac本体の再起動を試しておく。

まとめ

  • microSDカード経由 → 確実だが用検討
  • スマホ経由 → 手軽な少量転送向け
  • Windows USB接続 → 最速・簡単
  • Mac 転送(MacDroid使用) → 慣れたら簡単。Finderから直アクセス可
  • Switch 2 の方は Nintendo App の自動転送 → 最もスマートだが、自分の用途次第。